- 目の構造を「球体」として捉える超基本テクニック
- 顔の向きや角度に合わせた目の配置・パースの取り方
- 左右の目のバランスが崩れない描き方のコツ
イラスト初心者「イラストを描いてみたいけど、斜めや横を向くと急に目がうまく描けなくなっちゃう…」
正面顔は描けても、角度がつくと途端に難しくなりますよね。
うまく描けない一番の原因は、目の「立体感」を頭の中でイメージできていないから起こります。



「じゃあ、どうやったら立体感をしっかり把握できるようになるの?」
答えはとってもシンプル。「目は頭蓋骨のくぼみにはまり込んでいる球体である」と考えることです。 この「球体」のイメージさえ意識できれば、目の位置、向き、角度、あらゆる構図に応用できるようになります!
- 目の描き方の基本原理(立体構造)がよくわからない
- 描いたキャラクターの目がどこか変な方向を向いてしまう
- タレ目、ツリ目、ジト目など、表情や個性を魅力的に描き分けたい
この記事を読めば、立体感を意識した「目の基本アタリ」がマスターでき、どんな角度でも迷わず描けるようになります!
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イラストの目のバランスを考える
イラストには、魅力的に見せるための「目のバランス」があります。どんなポイントを押さえるべきか、順番に見ていきましょう!
【基本】まずは頭蓋骨の構造を意識する


上の画像をご覧ください。頭蓋骨にある丸いくぼみの中に、目玉(球体)がすっぽり入っているイメージを持っていただくと非常に分かりやすいかと思います。
目がどのように動いているかのイメージ
具体的には、頭蓋骨の目の部分のくぼみに、球体の形をした目玉(眼球)が入っているイメージです。


眼球という球体が頭蓋骨の目の部分のくぼみに入り、その正面にある黒目の部分がキョロキョロ動く構造になっています。
高さ、傾き、奥行きを計算して描く
まずは、目の輪郭の範囲から黒目が不自然にはみ出ないように注意しましょう。正面から見たときに目の幅として見えているサイズは、「目玉の直径」だと覚えておくのがコツです。
当然ですが目玉はきれいな球形ですので、左右の高さもしっかり揃えます。
左右両目とも球体の直径は同じですので、顔の傾きに合わせて高さを平行に揃えてあげましょう。
POINT:立体感と奥行きの関係
- 顔の角度がついたとき、奥にある目は手前の目や鼻筋の立体感に隠れて、幅が狭く見えたり一部が隠れたりします。


角度がついたときに、奥側の目の横幅がキュッと狭くなって見えているのはこのためです。正面以外の向きがうまく描けない時は、ぜひこの「奥行きによる球体の見え方」を意識してみてくださいね!
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イラストの目の簡単な描き方手順6つ
6つだけ抑えておけば基本的な目が描けます!
- 正方形
- アタリをとる
- 曲線でつなぐ
- 目頭、目尻を整える
- 目玉を描く
- 目の上のくぼみ、まつげを描く
▼描き方から塗り方までより詳しく、ご紹介しています。
初心者でもわかる!目の描き方4つのコツで魅力的に描く!図解式解説!
わかりやすいように、手順ごとに色をかえてご説明します。
では順番に見ていきましょう。
まずは基本的な目の描き方を習得しましょう。
正方形と目の形を考えます


最初に目自体の大きさを決めます。正方形を描くだけ!
この正方形の大きさや位置で全体的な大きさが決まります。
内側が目頭・下まぶた、外側が目尻、上が上まぶた、下が下まぶたのアタリになります。
ちなみにきっちり定規とかを使って正方形にする必要はありません。
フリーハンドで描いて
ツールを使ったキレイな正方形の描き方


Shiftキーを押しながら右下にドラッグすることで正方形が作れます。
【STEP 1】正方形で目のベース(アタリ)を作る
まずは長方形ツール(Shiftキーを押しながらドラッグ)を使って、綺麗な正方形を描きます。これが目の全体の大きさと位置の基準(アタリ)になります。
今回の例では、目頭より目尻が下がっている「タレ目」を描いていきます。
💡 描き分けPOINT
正方形に対する傾きを変えるだけで、印象がガラリと変わります。
- 目尻を上げる:クールな「ツリ目」
- 水平にする:落ち着いた「普通の目」


【STEP 2】点を打ち、曲線でまぶたを繋ぐ
正方形のガイドに合わせてバランス良く点を打ち、球体を意識しながら曲線で繋いでいきます。
- 上まぶた:アタリの点を通り、正方形の上辺に沿うように太めのペンで曲線を描きます。
- 下まぶた:目尻から鼻に向かって少し高くなる位置に、細い線で控えめに描きます(※太く描きすぎないのが現代風に仕上げるコツです)。


【STEP 3】眼球(黒目)を描いて形を整える
目尻・目頭の細かい形状を整え、目玉を入れていきます。
- 目頭・目尻:下まぶたの目尻に向かってサッと払うように描き、太いペンで描いたあと細い消しゴムで削って形を整えます。
- 黒目の配置:正面を向かせたい場合は、両方の黒目をやや内側に配置します。
💡 描き分けPOINT
白目に対する黒目の大きさで年齢感が変わります。
- 黒目を大きく:幼くかわいらしい印象
- 黒目を小さく:大人っぽくミステリアスな印象


【STEP 4】二重まぶた・目のくぼみを加える
目頭の上に短く線を描き足し、内側の目のくぼみ(立体感)を表現します。仕上げに目尻へまつ毛を描き加えれば、目の基本シルエットが完成です!


【STEP 5】目のくぼみと二重まぶたを描き加える
目頭の上に線を引くことで、内側の「目のくぼみ」と立体感を表現します。
鉛筆ツールで描いたあと、透明色にしたマーカーツールで外側から削るように整えると、なめらかな奥行き感を簡単に表現できるのでおすすめです。
仕上げに目尻へお好みでまつ毛を描き加えれば、線画の基本シルエットが完成です!


イラストの目の向き(視線)を合わせるコツ
目の向き(視線)を決めるルールはたったひとつ、「白目を含む全体のスペースに対して、黒目がどこにあるか」です。
- 右を向かせたい:黒目を右に寄せる
- 左を向かせたい:黒目を左に寄せる


頭蓋骨のくぼみに「球体(眼球)」が入っており、その表面の黒目がキョロキョロ動いているイメージを持つと自然に描けます。
⚠️ 注意点:左右の黒目が別々の方向(左目が上、右目が下など)を向くと不自然になるため、必ず両目の視線方向を揃えましょう。


目の向きでの注意点
目の向きを決めるとき、たったひとつだけ注意点があります。
それは、「左右の目の黒目の位置を反対にしない」ということです。
たとえば「左目が上を向いているのに右目が下を向いている」「左目が左を向いているのに右目が右を向いている」といった状態です。


左右の視線がバラバラになってしまうと不自然で違和感のある表情になってしまうため、描くときは必ず両目の黒目の向きを揃えるように注意しましょう。
顔の角度が変わる場合の描き方
フカンやアオリなど顔に角度がつく場合は、向かせたい角度に合わせて「立体的なボックス(箱)」を描き、その面に平行な線を引いて目のアタリを取ります。
角度が変わっても「箱の面に対してアタリの点を打ち、曲線で繋ぐ」という基本手順は同じです。


向かせたい方向に目のアタリを平行に直線を引きます。
顔の向く面以外は慣れてきたらイメージだけで構いません。


目のアタリを元に最初にお話ししたようにアタリの点を取って、曲線で結んでいき、目を描いていきます。
方向が変わっていても、アタリさえ間違えずにきちんと取れていれば問題ありません。
【もっと自由にキャラクターを描きたいあなたへ】
ここまでで、基本の目の描き方はマスターできたはずです!
「でも、タレ目だけじゃなくて、ツリ目やジト目の詳しい描き方も知りたい!」
「嬉しい時の目、悲しい時の目の表情はどう描くの?」
「瞳をキラキラに塗って、キャラクターに命を吹き込みたい!」
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- ツリ目、ジト目など「タイプ別デザインパターン集」
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基本を覚えた今だからこそ、驚くほどスッと頭に入ってくるはずです。次のステップへ進み、表現の幅をグッと広げてみませんか?
今回のまとめ
魅力的な目を描くためのポイントを振り返りましょう。
- 基本構造:頭蓋骨のくぼみに球体(眼球)が入っているイメージを持つ
- 視線方向:白目全体に対する「黒目の位置」で視線の向きが決まる
- 角度調整:顔の向きに合わせて立体的な箱を描き、アタリを平行に引く
最後に、あなたの「描きたい!」を全力で応援させてください。
ハイライトの入れ方や色の重ね方一つで、イラストにはイキイキとした表情が生まれます。
電子書籍では、この「塗り」はもちろん、キャラクターに感情を宿すための表情の描き方を、誰にでも真似できるよう丁寧に解説しました。
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